夜中22時すぎ。オフィスの灯りは私たちの島だけ。
PCを閉じた時、ふと「…これ、あと何年続けられるんだろう」と思いました。
毎日終電、休日も仕事、でも誰にも相談できない。
新卒で入社した会社は、憧れだった広告業界のベンチャー企業。
やりがいもあって、仲間も好き。でも、気づいたら、体はどんどん悲鳴をあげていっていました。
今思えば、あれが転職の最初のサインだったのかもしれません。
今回は、そんな私が最初に感じた“違和感”から、転職を決意するまでのリアルなお話をしたいと思います。いま、「仕事、つらいな…」「このまま続けていいのかな」と思っている方がいたら、私の話がちょっとでもヒントになれば嬉しいです。
なぜその会社に入ったのか?
私が10年前にその会社に入った理由は、ズバリSNSの可能性を感じていたからです。

「この会社なら、SNSで世界を変える仕事ができるかも!🎓」
当時は、アラブの春(2010年〜2011年にかけてアラブ世界において発生した民主化運動の総称。FacebookとTwitterの市民運動へ大きな影響を与えたと言われています。参考:総務省HP)が起きたり、国際的にSNSが大きなムーブメントの一助になっていました。国内でも、Facebook利用者がどんどん拡大しており、mixiからFacebookへとコミュニケーションの場がどんどん移り変わっていっていました。
これからはマスメディアよりもSNSだ!と思い、留学先でのSNSを使ったマーケティングの授業をとったり、大学院時代のインターンシップでも、外資系のソフトウェア会社で広告系の業務と法律系の業務どちらも体験させてもらい、やっぱり広告だ!そして、デジタルだ!と確信したのです。
理系の大学院だと、メーカーなどで専門分野に関する職種や部署を選ぶことが多いのですが、私は当時の専攻からは、あえて思いっきり舵を切り、広告代理店のベンチャー企業でSNSのコンサルタントになったのです。
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最初に感じた違和感
最初の違和感は、労働時間が長すぎること、働かないと仕事が終わらないのに、残業代が出ないことでした。
当時は、今よりもさらに、長時間労働やサービス残業、休日のサービス出勤が黙認されており、土日も家で仕事をしていたり、いつも終電ギリギリなのに残業代が出ない。残業をつけたら、先輩から注意されるということがありました。
なので、勤怠は定時で提出するのに、実際はもっと長時間働いているということが当たり前のように横行していました。(これは、完全に違法なので注意です・・!汗)
注意点:この頃はまだ残業代が出ないのが当たり前…。
完全にアウトですが、当時は「仕方ない」の空気でした。
「このままでいいのか?」と、思い始める
担当しているクライアントは、誰もが知っている大手の国際的な企業ばかり。
プロマネや、クライアント先の研修や、マニュアルの作成から、コミュニティーマネジメント、戦略の立案など、仕事は大変だけど成長実感もある。スキルもどんどんあがって来ている。人間関係も良好で、基本的に仕事は好き。
体調を崩していても、若さと根性で乗り切っており、



「いやいや、まだ大丈夫。みんなも頑張ってるし…!🤕」
と、自分を変に納得させようとしていました。でも、同時にこのままのペースで走り続けたら、いつか体調を崩す。そう心のどこかで思っていました。いや、既に胃腸の調子を崩していたり、慢性的に頭痛になっていたのですが、感覚が麻痺していたのです。
また、インターンで半年間。新卒から約2年半。3年ほどこの会社にお世話になって、この先自分ができることや得られる経験の天井が見え始めていたのです。
そこで、新たな経験と安息の地を求めて、転職を決意したのでした!
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